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森林セラピー

shinrin_therapy 東京という大都会に移り住んで今や人生の半分以上をこの街の片隅で生活している。
学生時代も比較的緑が目に入る場所に住んではいたが、本当に樹木の緑や四季折々の風景が恋しくなってきたのは結婚してこの都市に定住してからだ。
恋しくなる、というよりも私自身がそうした環境を必要不可欠な要素と自分の中に認識していたのだろう。 
当時、それはまだ言葉としては意識に上らない"わたし"の要求であったのだ。

以来私は途切れることなく、植物系の仕事に人生のどこかで関わり続けている。
大した量の仕事はこなしていないが、関わり続けるということが人生の大切な一部のになっている。
30代半ばを過ぎてからアロマセラピーを正式に学び(学校に通って一定の水準を満たすという意)、今に至る。
芳香療法という手法とはまったく別にして、それを学ぶ以前から森や木々は私には欠かせない存在だった。
メカニズム的には自分に何が起きていたのかわからずにかつて体験した時間。
それは以前HPに「蘇る」というタイトルで書いたことがある。

あれから十数年の時が過ぎて、今や森は森林浴ならぬ「森林セラピー」などと名付けられ新たな脚光を浴びている。 まずは森の入口に到着、という感じか。

私は共時性として時折何かに呼ばれることがある。
意識をもって見れば目や耳に入ることの中にそれとピタリと符合するタイミングが来る。
何気に入れていたTVのニュースで「森林セラピー」の効果を紹介していた。
解説は森林セラピーの研究を行なっている某大学の研究室の先生。
その大学はまさしくちょっと前に、とある森林関連の書籍を引渡した先であった。
なかなか楽しい偶然である。 いや、これは共時性...

さすがTV、非常にわかり易いデーターを紹介してくれていた。
森林浴をすると、まず血中のヘモグロビンの濃度が下がる。
また、脳にかかっているストレスが低下する。
先生曰く、自分に合った木を見つけるといいという。
しかも国家予算も組まれているという。

楽しい時代になってきたようだ。
樹木同士もきっと独自のネットワークを持っているに違いない、と私は信じている。
時折旅先で出会った樹木がどうしているか、旅先で出会う樹木を通して想いをはせることがある。
今まで訪れたあの山の木、あの森、あの杜...と。
学術的にはなんら詳しくない私だけれど彼らは一生涯を通しての大切な源なのだ。
これからもずうっとよろしくね、と森に伝えたいこの頃である。



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