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She's Gone...

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昨年の夏の間中ああだ、こうだと言いながら存在していた小さな女の子の部分が、いつの間にかいなくなったのに気づいたのはもう晩秋だった。 夏の立山旅行に出た時に心の中で泣いていたのもこの小さな子供の部分が大きい。

この女の子、居なくなった、というよりも静かになったというほうが正しい。
この小さな女の子は俗にいう「インナーチャイルド」の一部でもある。 

ここであえてその呼び方をしないのは「インナーチャイルド」のセラピーの流行の影にある落とし穴に落ちたくないからだ。 多くのヒーリングセラピーで人は満たされなかった子供時代の思いに遭遇すると、ここで立ち止まり、かかりっきりになる。 リアルタイムで育っていない自我の未熟さを認めないかわりにインナーチャイルドに関わり、『今』を受け入れられない理由としてしまう危うさがあるのだ。 

過去は戻らない。 そうしてその過去の時間よりも『今』の自分の自我の未熟さを見つめ受け止め、そして諦めず自分自身を受容して育むことを行ない続けていかなければならない。
単なるマインドによって感情の幼さを制御しても満たされたいという欠乏感を潜在的に残したままになり、成長への転換は行なわれない場合が多い。 たとえ気分的に満足してもその満足感が成長の過程に結びつくとは限らない。 しかし誰もそこには突っ込まない。 その理由はしごく簡単なのだけれど。

世間さまの理由はともあれ、私の中の小さい女の子はちょっと大きくなって、
今はどうやらティーンエイジャーの再考を密かに行なっているようだ。
ここからまた何処に行くのか。
肉体年齢も気になるこの頃である。

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