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ビートルズの宿(2):キャピトル東急

peper永田町に位置するキャピトル東急ホテルはその立地からも政界関係の利用客も多く、コーヒーショップにて時折TVのニュースでよく見かける人々の姿を見かける。  またこの宿はジャイアント馬場をはじめとするプロレスラーにも贔屓の人々が多かった。  
地下にある靴磨きの店には各国の著名人の靴をご指名で磨く”職人”井上源太郎さんが居る。 この人が磨いた生前のジャイアント馬場(1999年没)の靴は今でも磨きたてのように美しい輝きを保っていると紹介されていたことも...

この土地はもともとは魯山人が『星ケ岡茶寮』という料亭を開いていた場所だそうで、今でもその名称はホテル内の中華料理店に残っています。
(上記写真はお正月中に開かれていたホテルの歴史を紹介したギャラリーの展示より)

以下2006年11月には建替え予定の最後のお正月のシーンより。

Lobby01草月流の大きな生け花がいつも変わらず出迎えてくれます。 

お正月用の生けこみはボケ、苔松など。



Lobby03


メインロビーと凧の飾りつけ。






お部屋は予定を決めたのが遅く、直接は空きがなかったので旅行社のネット限定部屋。
季節柄3人一部屋でしたが天上も高く十分な広さ(一泊なら ^^;)。
snap00

写真ではいまひとつ雰囲気が出ていないけれど、撮りそびれた窓側はカーテンの代わりに障子がつかわれていたり、と(今や)クラッシックな和洋ミックスのシンプルで落ち着くインテリア。 古いタイプのデザインだけど趣味はいい。 
朝食は和食を選ぶと簡単な御節がお雑煮、お屠蘇と共に。 (セットの和食としては美味しいほうでしょう。) 
わが家の御節も将来的にはこれくらいのボリュームでいいかも。
お部屋にはおみやげの絵馬のサービス。
右上はお部屋のキー。 
大きくて重いキーチェーンは持ち出し防止もかねて? どちらにしてもクラッシックです。


shishi01

宴会場ではお正月のイベントが...

獅子に頭をパクッと噛んでもらってきました。





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「白真珠の間」

ここがビートルズ来日時の記者会見場です。 
お正月のイベント中はビートルズ記念にこの宴会場も一般公開されていました。 
ここを見る事が出来るのも私は最初で最後でしょう。

流れていた来日当時のVTRには鉢巻を頭に巻いた○翼のお兄さんたちが”ビートルズは日本から出て行け”と書いたのぼりを持って車で建物周辺に押しかけている一コマも。 
今なら信じられない光景に私も思わず見入ってしまいました。
VTRのスクリーンがあるところがポール、リンゴ、ジョージ、ジョン、の4人が座って会見した場所です。


beatles03

「真珠の間」の由来はシャンデリアに本物の真珠が装飾として数百個使われているからだそうです。

日本のヒルトンホテルとしてスタートを切ったこのホテル。 海外からのお客様への日本の国のオリジナリティをアピールすることを考えたインテリア。 戦後の再生に向かって勢いのある日本の名残りでもあるでしょう。 



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「ビートルズカフェ」には来日当時の写真も展示されていました。





【参考】*ビートルズ来日時のエピソードは下記の『ビートルズ来日のウラ舞台』からどうぞ。http://www.fsinet.or.jp/~magumi/BEATLES/japan/japandocument.html
http://www.fsinet.or.jp/~magumi/BEATLES/japan/other_document.html


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【3/6/2006:追記】「キャピトル東急再開発」関連記事

nikkkeibp.jp- 2006年02月28日
「 森ビル、千代田区平河町2丁目の再開発計画を発表 を発表した」-
複合施設の概要:約5600m2の土地に、延べ床面積約5万1500m2、地上24階地下3階建てのビルを建設する。1階が店舗、2階~13階が事務所、14階~23階を約140戸の住宅にする予定だ。地下1階~3階には約130台分の駐車場も備える。
東京急行電鉄と東急ホテルズは8月26日、千代田区永田町2丁目のキャピトル東急ホテルを、ホテル、オフィス、住宅などで構成する複合ビルに建て替えると発表した。2010年の開業を目指す。2006年11月にホテルの営業を終了、2006年中に解体工事に着手する。

nikkkeibp.jp-2005年 8月27日
「キャピトル東急ホテルを複合ビルに建て替え、東急電鉄など」-
計画地は千代田区永田町2丁目、地下鉄国会議事堂前駅と溜池山王駅の出口を出てすぐの場所だ。約7900m2の敷地に、地上29階、地下4階建て、延べ床面積9万m2のビルを建設する計画だ。このうちホテル部分は3万6000m2、オフィス部分は3万2000m2となる。総事業費は約400億円と見込んでいる。

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コメント

こんにちは。
先日、東急キャピタルホテルの閉館を聞き、本当に残念に思いました。
私は以前このホテルをよく利用しておりました。
10年程前にも館内リニューアルがあり、その時でさえキャピタルの雰囲気が無くなってしまったらどうしよう、と心配したくらいなので、閉館を聞きショックでした。

夏の小さなプールや部屋のテーブルとグリーンのビロード生地の椅子の趣味や、がさばる部屋の鍵や立地の豪華さなどが好きでした。

北大路魯山人の星が丘茶寮の跡地で、その昔のロマンを感じさせる深層なホテルであっただけに、閉館は嘘であって欲しい。

大火災のホテルの跡地や地下鉄の駅、総理大臣官邸などが新しくなっていく中でキャピタルだけが優雅なたたずまいのままで・・・。

最後に泊まりに行こうと思います。

投稿: kaoru | 2006-02-20 23:26

kaoruさん>
コメントありがとうございます。
実はわが家は親子二代でここにお世話になる機会が多く、本当に時代が過ぎていくのだなぁと、ひしひしと感じています。 
このホテルのたたずまい、本当に残しておきたかったですよね。(なのでちょっとだけですがここに載せることにしたのです)
非常に贅沢な環境にとても暖かいホスピタリティを感じます。
長年のスタッフの方々もリニューアル後はここに戻れないかもしれませんし、どんな雰囲気になっていくのでしょう。
少しずつ内装やレストランもリニューアルを続けてきたようですがやはり最新の高級ホテルの進出などの影響もあるでしょう。
ありきたりのホテルになってしまうのかと思うと残念です。
内装は変わりましたが名物料理は健在ですね。 
あと何度かは足を運びたいなと思っています。
ちなみに余談ですが、リニューアル前のオリガミで使っていた赤い椅子をこのホテルのファンで常連客の一人である神津義行氏が譲り受けて自宅で使っているそうです。
いろいろな方に愛された場所ですね。

惜しまれる方は多いと思うので秋の閉館前のお泊りの予約はお早めに。 

投稿: ♪~ | 2006-02-21 03:13

こんにちは。

>親子二代でここにお世話になる機会が多く

そうなんですよね!!
いえ、私は違いますが、慶事の日、特に七五三や成人式など晴れ着姿の親子連れをよく見かけました。

ホテルの従業員の方々も、単なるお客様相手でないのは、傍で拝見していても、よく分かり、都会のお金持ちは違うな~、と素直に思いましたです。

オリガミと言えば、パーコーメンは11月で食べ納めになってしまうのかしら?

投稿: kaoru | 2006-03-26 05:08

koaruさん>再訪ありがとうございます。
パーコー麺、実は私も気になってしかたがないこの頃なのです。
近いうちに時間を見つけてカメラ片手に行って来ようかと考えてソワソワしております。

都心の方が家族の記念日に外食をする率が高いのだろうと思います。(私地方出身なので故郷と比較してみました。) お誕生日の歌を歌ってくれるアメリカンスタイルのオーソドックスなサービスもダイニングの「ケヤキ」では健在ですしね。 
立地状平日は仕事絡みの男性顧客が多いのもサービスが落ち着いている理由かもしれませんね。

投稿: ♪~ | 2006-03-27 12:48

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