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上高地 2006 (7)或る夜の出来事...

徳沢の夜...
消灯があるのでトイレと非常用に困らない程度の明かりを除いて、真っ暗な夜。
それは起こった。

夜中にふと目が覚めた。
真っ暗なので起き上がるのを躊躇していると、どうやら隣も目が覚めたらしい。
そして相方さんは喫煙所にふらふらとお出かけ。

戻って来ない...(-_-;)

トイレに行きたいのだがいつまで待てばよいのか。
そこで、少しだけ扉を開け放しておいて目の前にあるお手洗いに立つ。
わずか数分。
さぁ、もう一度眠ろう...と部屋の前に来ると扉が閉まっている。
戻ったのね、と入ろうとノブに手をかける。

と、なんと! 扉がロックされていた!

げげげ...
(しかもロックは手動ですから。)

深夜の宿の静寂を破らないように、小さくノックをしてみる。
このノックの音でさえ怪しいのに、中からは返事がない。
しーーーーーん、と音さえしそうな宿の中なのに、聞こえていないのか。
2,3度チャレンジ。

W_p1000181
(夕刻、まだ明るい時間の宿の廊下)

し~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん。

このまま私は廊下で野宿状態なのか、浴衣姿で(爆)。
フロントに行くのも恥ずかしいゾ(涙)。
仕方がない。
普段はあまり呼ばない相方さんの名前を呼びながら、ノックノック。
それも数回チャレンジ。
ようやく何かがうるさいと気づいた相方さんが出てきた。
*真っ暗だから隣のベッドが空なのに気づかなかった、そうで。
扉が開いていたのもちょっと疑問だったが、すぐに心の中から”?”を消したそうだ。
(-_-メ) ...

*(部屋には非常用の懐中電灯などの備えもないので、室内は本当に真っ暗だったのだ。懐中電灯くらいは置いて欲しいが、備品の盗難なども考えて置いてないのかも。 残念。 コレに懲りて大きいワット数の懐中電灯を旅用に買った私なのである。 自前で備えあれば憂いなし。)

翌朝、夜は暖房が入らない床張りの部屋は寒かった。
ここは山小屋。
それを理解していない相方さんの機嫌は昨日と同じ。

W_p5050052

目にも美しい朝食は暖かい卵が付いていた。
お洒落にもスモークサーモンがお供だ。

が、しかしこの卵...まるで食卓塩の瓶から塩をふりかけ、その粒が溶けないままにザクザクと残っているかのようにしょっぱかったのである。
これは味の好みの問題ではなく、明らかに味音痴の料理人の作品だ。
あまりのしょっぱさに相方さんはさらに怒り心頭、朝食を食べるのを止めたのだった。
調理場や食堂は若いスタッフが手際よく仕事をしていた。
しかし、もしかして時間で仕事を終える為の手際よさなのではないかとも勘ぐってしまった。2回に分けられた食事時間の遅い回に食事を取ったのだが、ちらりと目に入った調理場は調理もすべて終わり、ぴかぴかに片付いていた。

雰囲気も人も悪くないのに、何かが違うゾ...というのが今回の宿の感想。
登山に歩きにと忙しい観光客はそんな事は眼中にもないかもしれないが。
なんのかんの言っても私は一度泊まってみたかった宿なのでよい経験だった。
私自身はもちろん変なリゾート感覚で行ったのではないのだが、それであっても提供されているものが中途半端だった。 
登山目的の相部屋での宿泊であったなら、別にそれはそれということで高レベルだったのかもしれない。
機会があったら、よりシンプルな隣の山小屋を試してみたいところだ。

山なんか嫌いだ...という相方さんの暗雲はいつものこと。
それは自然が人には簡単に迎合しないからに他ならない。
このまま河童橋まで戻るのはもったいないので散歩コース程度の新村橋まで行くことに(さらに先に行ってみたかったが、今年の残雪では登山もしないのにあまりメリットはなさそうだったので早々に諦めたのだった)。
そして行く先には珍客が待っていて、相方さんの雲がいっきに晴れたのであった。

さらに、さらに、さらに、つづく...^^;

関連旅行記:【上高地2006(1)】【(2)】【(3)】【(4)】【(5)】【(6)

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