« グッド・ラック  | トップページ | 【2006年7月目次】 »

『間違いだらけの山登り』

いまさらながら、、、
なのですが、近所の本屋の棚で見つけて購入。 発行は2006年7月。
出たばかりの中高年用の山登りへのガイダンス本です。
非常にベーシックな内容ですが、見逃しがち、または無視しがちな要点が読みやすくも、しっかり書かれています。 
周囲に自然の中に出かける人がまったくいない環境に居るので、とにかく自己学習です。

私自身はもともとハードな高山に登山などできる体力はないので、とりあえず困らない程度の装備などをトレッキング用に(今のところハイキング程度)自分で考えて整えていたのですが、やはりわからないことが多すぎる。
春に訪れた上高地でも登山者なら必ず常備しているヘッドランプを私は持ってない為に、深夜に起きた暗い部屋の中で、歩くのにも困ったわけです。 (関連記事『上高地2006:(7)』参照)
当然ながらホテルや普通の宿なら懐中電灯が非常用に置いてあります。
それが宿泊先で置いてなかったのはやはりもともとが山小屋であったからでしょう(宿泊した部屋自体はもうちょっと違うところを目指していたようですが)。
とにかくベーシックな加減がわからないので、即購入。

どうやら私のような人たちが沢山いるようで、初心者向けの山の本です。
初心者向けにわかりやすく書いてあるけれども、本来著者が伝えていることの内容は深いです。
すでに登山に出かけて事故を起こしている中高年が増えているので、そうした事故を未然に防ぐ為にも一度は目を通しておいた方がいい内容です。
普段山に出かけている人達の間違いの例も沢山でています。 
また、中高年とは何歳からかというのはあまり問題ではないでしょう。 
自然の中でのマナー違反を防ぐためにも、年齢に関係なく山歩きや低山トレッキングを始めたい人や深い緑の中に出かける人は知っておいたほうがよい内容です。 
シーズン・オンということもあり、他にもいままで置いてなかった中高年向きの基礎編の本が並んでいました。

中高年の山歩きおたすけブック
実業之日本社

このアイテムの詳細を見る

どちらの本も留意する点が非常にクリアに指摘されています。
こうした本の利点は装備や山に行くときに知っておきたい基本事項、リュックの選び方、ストックの使い方、お天気の予想の仕方、地図の見方、プランの立て方、食事の取り方、グループの列の作り方などなど...具体的に書かれていて、読んでいてイメージが湧くのがいいところ。 (後者の書籍はステップバイ・ステップ的なハウツー本のように写真やイラストが沢山入っていて、初心者向けに関連書籍やツアーなども紹介されています。 先の書籍は写真はありませんが、基本的内容と共に実践的に知っておきたいことがわかりやすく書かれていてお勧め。 最近はお気軽登山の雑誌なども出ていますが、情報が断片的でいまひとつ整理がつかず困ってました。)

山登り、というほどかしこまった行程でなくても、基礎だけは心得ておきたいものです。
これらの本を読んでみて、最近の山登りブームで出かける人達は知らず知らずにかなり無理なことをしているのでは?という感覚にとらわれました。(出かけるならその中の一人にはなりたくないナ。) 
そうして気軽に出かける分だけ自然への畏敬の念も失せているのではないでしょうか。
体力があるとどうしても体に無理がきいてしまうのが逆に難点なのだろうと思います。
実際の見かけに反して軟弱な私は、まず装備に頼る比率が大きくなります。
体力を上手く保持していかなくてはちょっとの行程でもすぐにへたるからなんです ^^;
たとえ三角点を拝まなくてもまったくかまわない。
基本をまず押さえて、自分の体を使ってゆっくりと自然の中での対話を一生続けていく機会が持てればいいな、と思っているのでした。 

|

« グッド・ラック  | トップページ | 【2006年7月目次】 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

自然」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102624/11158196

この記事へのトラックバック一覧です: 『間違いだらけの山登り』:

« グッド・ラック  | トップページ | 【2006年7月目次】 »