« 気になるイルカ... | トップページ | 己の定義を見直す... »

「年100万人ずつ日本人が消えいく時代」

リンク: 年100万人ずつ日本人が消えいく時代-2006-12/21-マネー・経済ニュース:イザ!.

”厚生労働省は20日、社会保障審議会の人口部会を開き、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の平均数の推計値)が、中位推計(最も実現性が高いとみられる推計)で、2055年に1・26になるとした新たな将来人口推計を発表した。前回推計では1・39まで回復するとしていたが、晩婚・晩産化が進み大幅に下方修正した。人口は加速度的に減り続け30年後の2035年に減少幅が年間100万人を突破。以降もほぼ同じペースで減る深刻な人口減少社会が到来するという。  
..................日本は昨年、予想より2年早く人口減少社会に突入したが、出生数から死亡数を引いた人口増減は今後もマイナスが続き人口減少に歯止めがかからない。しかも減少幅は加速度的に広がり、2035年には100万人の大台を突破。以降も毎年100万~110万人減少し続ける。人口数でみると、香川県や和歌山県規模の都道府県が毎年1つ消滅する計算だ。
.................一方、少子高齢化が一層進み、2055年の日本人の平均寿命は、2005年よりも約5歳伸びて「男性83・67歳、女性90・34歳」となる。この結果、総人口に占める65歳以上の割合は現水準の2倍の40・5%にまで膨らみ、「5人に2人が高齢者」という極めていびつな年齢構成の社会が訪れる。”


40年後には氷河が消滅してしまう、という予測がニュース欄をにぎわせたが、今度は40年後の日本の将来人口推計が出た。
どうも暗い話題ばかりでもう沢山だという雰囲気が師走の空気にも流れている。
こうしたニュースは単なるニュースであってそれによって心の暗さ、明るさを左右される必要はない。 自分が未来の選択へのきっかけにすればいいだけだ。
私の希望的観測は人口が少なくなった時に期待できるのは量より質かもしれないということ。
人口の半分近くが65歳以上となる高齢化社会も予想されているが、すでに高齢化社会の手本となるようなシステムをもっている国はいくつもある。
血縁や姻戚関係が家族、という血の繋がりへの意識が強い日本だが、そろそろ「家族」というものも再構成、再構築される必要があろう。
いままでの長い間の習慣や因習、そしてそこから生まれたこだわりや甘えが関わり合うことへのしんどさとなり、心の中でも外でも他者との線引きを激しくさせたと思う。 その他者の中には表面上大事にしている風な血縁の家族間の関係も含まれている。 本来家族という単位は他者同士の関わりあいの一番身近な学びの場でもあったはずなのだ。
すでに家族としての心の繋がりなど失せて久しいのは最近の痛ましい事件の連続に如実に見ることができる。 
育児も高齢者の介護も、他者(他人)の手を借りていくことができるようになっていかないと生きること自体が苦しく、辛いだけのものになっていくだろう。 心の線引きを変えていかなくては成り立たないという部分でもある。 
課題が多すぎて簡単にはいかないのが実際ではあろうけれど、新たな社会への多様な試みはもう始まっているはずだ。 

今回の将来人口推計には平均寿命がさらに伸びるという計算が出ている。
ということは、私もこの40年後にまだ生きている可能性もあるわけだ。 もっともがっかりさせるようなことを書いて申し訳ないのだが、現在の中年層から下は現在の高齢者のように長生きができるかどうかは謎である。 肉体構成が軟弱すぎて寿命まっとう前に途中で壊れてしまう比率が高くなるだろう。

さらにその前に考慮すべき点がある。
氷河が消滅した場合は海抜の変化によって島国である日本の形状はどうなっていくのだろう。 日本人も国内だけなら生息場所はなんとかなってもその他の要素は?そして他の人々や生物は?と地球規模で考えた場合は...自分の命があっても生息できない環境なら意味はない。 そして生きることに多様な意味をもたせている人間は、ただ単に生存するというだけでは十分ではないはずだ。
少し前には30年後には温暖化によって渡り鳥が生息できなくなるという話題もあった。 この先渡り鳥の生態の変化のニュースが出た場合、一種の大きな変動の前兆として捉えることができるだろう。  
そんな一見不安な変化を進化という未来に変えていく為に私たちには何ができるだろう。

こうしたニュースが出る度に、過去ではなく未来に向かって生きていくことができる本当に明るい人々が少しづつ増えていることを信じたい。

|

« 気になるイルカ... | トップページ | 己の定義を見直す... »

心と体」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102624/13158882

この記事へのトラックバック一覧です: 「年100万人ずつ日本人が消えいく時代」:

« 気になるイルカ... | トップページ | 己の定義を見直す... »