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新緑、そして鳴る山々

初夏、新緑は何度目にしてもただただ美しい...

入梅前のひと時、または梅雨の合間に山に向かう。

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登山口に立つ。

と、今まで一度も耳にしたことのない音が聴こえてくる。

鳥の声?

それとも蛙?

初々しい緑色の中で聴く未知の音は、柔らかく体に響く。

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登りの坂道なんぞ汗して歩かずに、

永遠にその音に身を任せて緑の中に溶けてしまいたい気分。

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(写真:新緑の中のヤマツツジ)

細胞細胞のひとつずつに浸透してくる優しいバイブレーション。

まるで木々の梢が細かく揺れ、

葉の一枚一枚がささやきあっているようにも、

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(写真:別名シロヤシオ:愛子様のお印でもある)

山全体が静かにうねり、鳴っているようにも、

それは、 聴こえた...

音の主は「春蝉」だった。

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初めてづくしの自然の中での経験がまた一つ増えた。

真夏に入る前に鳴くこの小さな春蝉の立てる音は繊細だ。

初夏のこの時期だけ、殻を破り外に出て、短いイノチを生ききる。

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他の生き物がそうであるように、彼らも生命の法則に従順だ。

鳴くタイミングもすべてその法則次第。

その生命の法則を忘れかけているのは、

われわれ人間だけかもしれない。

Ono
(写真:地蔵岳から見る大沼。湖畔には赤城大神を祭る赤城神社がある。)



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【info】群馬県赤城山麓周辺

新緑とツツジ

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