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イノチに素直...

管理人、この頃すっかり遊びグセがついてお仕事に鳥が鳴いています。
人間に飽きれることが多くて興味が持てなくなってしまっていることも要因。 それは外さまのせいにばかりもできないことではあるが…

さて、そんな風なこの頃なので昼でもTVを入れる時間ができるわけ。
世の中すっかり荒れ果てて、頭だけでは到底わからなような ”何故” を捜してうおうさおうしている大人達。
そんな時、午前中のバラエティ&トークのような番組で珍しくイノチに素直な再現ドキュメントを見た(この日のテーマは”手紙”)。

未婚で第2子を身ごもってしまった女性と子供の話。
周囲の反応はネガティブだ。 育てていくすべが自分の中に見出せない女性。
女性の母親が生まれた子を里子に出すことに決めてしまって、そのままずるずるとその決断に流されて出産。
里子を決めたものの、心が揺らぐ女性の病室に幼い長男がお見舞いにやってきて手紙を差し出す。
そこには「弟ができてとても嬉しい。お母さんと一緒に僕が協力して弟を育てていくから.…」と書いてあったという。
妊娠中に一人で自分の殻に篭って悩んでいた女性は、長男が何か伝えた気であったのをずっと無視していたことに初めて気づく。 その時やっと身近に一番の協力者がいたことを知り、赤ちゃんを手元で育てていくことをはっきりと決めたのだった。

TVの取材班は実物の長男にその時のことをインタビュー。
当時その手紙を書いた理由を尋ねた。
数年過ぎた現在でもその男の子ははっきりと、「嬉しいから。 (今でも)弟がいるのが嬉しい。」と、まだ幼い口調を残し、はにかみながら言っていた。
本当にそれだけの素直な理由。

新しいイノチが誕生すること、一緒に育めること、他者と家族として一緒に過ごすことができる毎日…
イノチとイノチが共有することが出来る人生の時間はただただ嬉しい。
それが生きているものの根源であろうと、あらためて想わされる。

本当はどんな理由も要らないはずなのだ。
競争も嫉妬も卑下も尊大さも世界の常識や良識という狭い社会が決めたルールもこの素直さにはかなわない。
イノチはただただ嬉しいはずなのに、要らないものを沢山自分の心にくっつけて、他人をはかり、他人の心までも侵し、人はどんどん根源から遠ざかっていく。
そうして社会でおかしな事件が起き始めた時、理由がわからない、と勝手に言うのだ。

喜びから遠ざかってしまった人々の生む社会。
イノチ嬉しくなく、苦痛ばかりを感じる関係に縛られてしまった人々。
顔で笑いながら、実は明日には楽に死にたいと水面下奥深くに願望を抱く人々。
あの人さえいなければ、あれがなければ、これがなければ、と心の中を消去法で生きる人々。
イノチの本質を見出せず人生を退屈なものとして生きる人々。

現代では幼い子でさえも早くから生きることへの苦痛を伝達される。
番組で見た子は希有な子だと感じた私もまたそうした苦痛を知る者である。
その子の言葉を素直に受け入れて3人で生きていこうと決めた女性はなんだかすごいかもしれない。
受け入れることができる人だったから、イノチに素直な子供が側にいたのかもしれない。

まだそんな嬉しくなるような人生の選択をした人々がいることに、私も久しぶりに嬉しくなったのだった。

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