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雨の日の密やかな歓び

Nodaiしずくさえいとわなければ、優しい雨の日には密かな楽しみが1つ増える。

たとえば、たまたま用事があって訪れた某キャンパス。
門をくぐるれば緑色の木々がお待ち受け。

一瞬にして別世界。
所狭しと枝を広げている樹木が放つ緑色の香り。

外の湿度に呼応して、香りは空気中に溶けてくる。 

初めて足を踏み入れた瞬間に、ここはお気に入りの場所になった。

スパイスシーなツンとした蒼い香り...
たとえばクロモジなどが持つような、いや、それより少し柔らかい、そんな香りが天気の良い日でも立ち込めている。
何種類もの樹木があるので、どの木の香りのものなのか、1本だけの特定をしかねている私だ。 どれもが同じような属の木ならば、共通の香りを嗅いでいるのかもしれない。

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それが雨の日ともなれば、もう歩く人も少ない夕刻のキャンパスの小さな小さな森は、嬉しいほどのグリーンノートに包まれるのだ。

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雨音に耳を傾け、

目を閉じて、

鼻腔を大きく広げて、

傘をさしながらたたずむ、、、て、ちょっと怪しい人みたいだが。

何時間居ても飽きない空間。

地面の濡れた枯葉は、つやつやと輝く。

草と土の混じった苔蒸したような香りも上ってくる。

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ざぁざぁ と、 

しとしと と、 

ぽつぽつ と、

いろんなものが溶け合っていく。

雨の日の香しき小さな歓び。

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コメント

梅雨空のキャンパスもいいものですね。

雨音からさえも歓びを感じ得る
雨に打たれながら物思いにふける人があり(^^

投稿: ダイヤモンド | 2007-07-12 18:36

ちょっと怪しい人になりそうですが(^^ゞ
物思いというよりも、空になりますよ♪
ダイヤモンドさんのお近くにも素晴らしい樹木が沢山ありますね。

学生達には当たり前の場所でもそこから数十年人生を経過した私にはキャンパスって新鮮な空気でした。
いったいどれくらいの学生がこの恵まれた環境に気がついているやら...
そういえばちょっと前はこの場所、本当に空っぽになりました。麻疹で休校になっていて、歩いているのは年長者ばかりという不思議空間でした。

投稿: ♪~ | 2007-07-13 04:24

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