東京ミッドタウン:ガーデンテラス

吹き抜けのアーケード街はシックな和風のデザイン。
この日は暮れの一番静かな日。
人影も少なめで散策にはもってこい。
大きな水盤に流れ落ちる水の風景や竹を配置したデザインは、このブログに何度か登場した「キャピタル東急」の和風の雰囲気を現代風に洗練させた感じ。上質な和を提供していくというコンセプトでしょう。
ここはとっても”禅”な空気を感じさせる(人が多すぎなければだが)。
テナントは高級店だけではなく、庶民的な店のイートインも多い。
珍しいところでは葉巻の専門店が...(写真左)
ピンクのお洒落な自転車はプーマの自転車ショップ(写真右)。
そしてここに来た目当てはお外のイルミネーション♪
遠くには東京タワーも垣間見える。
思ったほど広い場所ではなかったけれど、六本木から抜けてくる道筋にかけて木々に細かく配された電球が美しい。
イルミネーションの海のようなデザインの広場は、時折光の波が写しだされる。
さすがに12月の末。 風がすごく冷たかった。
(写真上:「瞬の世界:Matataki」と題されたイルミネーション)
再開発が続いてきた六本木界隈。
ちょっとお洒落で静かな街だった六本木自体もすっかり変わり、ごちゃごちゃした新宿の繁華街の様相になってしまった。
かつてこの土地には広大な敷地に緑のゆとりを残す防衛庁や大きなお屋敷が建っていた(今でも赤坂方面に下りていく裏手のほうは閑静な住宅街なのだけれど)。
このあたりの路地を冬にはのんびりと石焼き芋屋さんがお芋を売りに来ていて、近所の子供が買いに出ていたのが微笑ましい記憶として残っている。
実は私はこの近くに住んでいたことがあって、数十年前のんびりした空気を知っている者としてはこの変わりようにびっくりなのだ。 当時でも、それ以前の六本木を知る東京生まれ、東京育ちの人から言わせれば、なんでどんどん六本木は下品な街になっていくのか...という話題もあったのだが、それも今は昔。
想像以上に汚い街に変貌したと思う。
現在地下鉄の駅周辺で私が住んでいた時と変わらずあるのは、ケンタッキーと俳優座、そして交差点の角にある蕎麦屋くらいかもしれない。あ、そうそうアマンドは相変わらず健在。それにいつもお花を部屋に欠かさなかったので、よく覗いた花屋が2件ほど。
他は一貫性のないゴッチャゴチャしたケバイ大きな看板に覆われたビルに埋め尽くされていて、ちょっと以前とは見分けがつかない。
このミッドタウンは街の喧騒さを目の前にしている割りには広々とした異空間を作ってくれていて、結構大人な落ち着きのある雰囲気の内装になっている、というところが(高級ホテルも入っているからね)街づくりとして大いに救われる点である。
交差点を隔てて、六本木ヒルズ界隈とは随分と雰囲気の違う街の開発となった。
街もまた、年を取り、成長し、変容していく ...人とおんなじ。
今度はホテルを探索がてら昼間に訪れてみたいかな。
(観光客は少しは減ったのだろうか?)
【info】「東京ミッドタウン」公式HP:http://www.tokyo-midtown.com/jp/
★ミッドタウンのイルミネーションは2月14日のヴァレンタインデーまで延長開催中。
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