能楽フルコース体験
昔々は朝から晩まで能と狂言を順繰りに公演していたそうです。 観客も出たり入ったり、結構アバウトだったに違いないと大らかな古典時代を想像。
そうした意味では座席に座りっぱなしで、ご飯の時間もトイレの時間も決まってしまう現代は不自由ですね。
プログラムの時間帯は1部、2部と別れているのですが、10時に寿ぐ「翁」から始まって全プログラムが終了したのは夜7時。 通し券を買いました。
当然ながらどこかに意識消滅してみていない部分も出てきたりしてますが。。。
ふと目を開けて前を見ると舞台の上の面の視線を感じていたりして(^^ゞ
いや、気のせいかもしれませんけどね。
今まで観たことのない流派がほとんどですから、固定された空間での一日観劇は疲れましたが、とても面白かったです。 あと2,3日同じように過ごしても多分飽きないと思う...ワタシ。
来年も日程を忘れなければまた行きたいな♪
そうそう、今回は最近体調不良で休演が続いていた狂言師の野村万之介さん(「敦...」にも老師役で出演していた)の姿を久しぶりに拝見できました。
ところで、能楽堂には4月に開催予定の世田谷パブリックシアター10周年記念公演の本チラシが出てました。
4月5日~8日まで、能は舞い手が毎日変わっての「翁・三番叟」連続上演と萬斎一家の狂言。
春までは能楽でちょろちょろお出かけがかさみます。
■詳しくはこちら→シアターガイド:「世田谷パブリックシアター開場10周年記念プログラム説明会」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【第47回式能】 2007/2/18 @国立能楽堂
「第一部」10:00~
「翁」 喜多六平太
能 「高砂」 高林白牛口二
狂言 「宝の槌」 山本東次郎
能 「経正」 岡久広
狂言 「口真似」 野村万之介
「第二部」15:00~
能 「葛城」 本田光洋
狂言 「左近三郎」 大藏彌太郎
能 「俊寛」 小倉敏克
狂言 「茶壺」 野村萬
能 「葵上」 種田道一
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- やっちまいました...(2009.06.02)
- 2008年もありがとうございました(2008.12.31)
- 続々登場...2009年ラインアップ(2008.09.01)
- 残暑お見舞い申し上げます。(2008.08.15)
「伝統芸能・歌舞伎」カテゴリの記事
- 歌舞伎座建て直し(2009.01.28)
- 『連獅子』 (寿初春大歌舞伎・夜の部)(2008.01.31)
- 2007年『十二月大歌舞伎・夜の部』(2007.12.28)
- 貴重な時間(2007.11.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント